作曲家/ソロ・アコースティック・ギタリスト、南澤大介のブログです。
| Admin | Write |
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
バーコード
カウンター
アクセス解析
プロフィール


南澤大介(みなみざわだいすけ):1966年12月3日生。プラネタリウム番組のサウンドトラック制作などを中心に活動中。CD付き楽譜集「ソロ・ギターのしらべ」シリーズ(2010年現在累計35万部)などの著作もあり。

webshopmail
eventtwitter
|YouTube (1)(2)(3)
twitter
アーカイブ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

#3で、「アルペジオをリズム・パターンの提示ではなくリズムの提示で使っている」…と書きました。


リズム・パターンを提示している伴奏というのは、たとえば『ソロ・ギターのしらべ』1作目の「スタンド・バイ・ミー」のような、伴奏が一定のパターンをずっと弾いているような形で、この場合はパターンを崩すと多少違和感が出ます。でも、私の場合アルペジオはリズムを“示す”(=8ビート、16ビートなどを示す)だけ…として扱っているところが大きいので、メロディと伴奏が合わさって、毎拍打つ…などになっていればOKとすることが多いです(すなわち、伴奏だけ取り出すと歯抜けのようになっていても、あまり気にしません)。

ただし、アルペジオがパターンになっているものは、ある程度パターンを維持するようにしています。たとえば『ソロ・ギターのしらべ 官能のスタンダード篇』の「スカボロー・フェア」では、イントロ4〜5小節目のAm(11,13)〜Amadd9 のパターンが曲中にも出てきますが、これを壊さないように、どちらかというとメロディを伸ばす事を犠牲にしても、パターンを保っています([A]4小節目など)。


▲スカボロー・フェア

また、『ソロ・ギターのしらべ スタジオジブリ作品集』の「風の谷のナウシカ~オープニング」でも、ハーモニクスで終わるアルペジオ・パターンを維持して弾いていきますが、[A]2小節目などはパターンの最終音が欠けています(残念なところ)。
PR
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[2218] [2217] [2204] [2200] [2202] [2201] [2199] [2197] [2196] [2195] [2194]
忍者ブログ [PR]