ソロ・ギターのしらべ1作目と、6作目「法悦のスタンダード篇」が増刷。法悦は3刷、1作目に至ってはなんと13刷。大変ありがたいのである。

　レッスンの後、幡ヶ谷のTABさんへ（お渡しする物があったので）。打田さんと、弦の話やら楽器フェアの話やら。

　10月28日発売のアコースティック・ギター・マガジン vol.42にて、特集「押尾コータローの楽曲で学ぶオープン・チューニング攻略の糸口」を執筆しました。また、押尾さんのニューアルバム『Eternal Chain』の特集では、奏法分析コーナーで採譜と解説を執筆。「Always」「Landscape」「Earth Angel」「旅の途中」「ハピネス」の一部を紹介しています。

　PANでのレッスンの後、お茶の水のクロサワ楽器Dr.サウンドへ。実はマーチンの「選定」という、クロサワさんとしても初めての試みの依頼を受けたのである。

　どういうことかというと、たくさん集めたD-28とD-45を私が弾いて、独断で「これは良い」と思う物を選ぶ…という企画。この日は選定1日目で、28と45あわせて30本近くを弾いて行き、まず8本程度に絞る作業。28や45を購入しようとされている普通のお客さんとは、私の場合たぶん切り口が違うと思うのだが、それも含めて独断で構わない…とのことで、自分の好みの個体を選ぶことに。同じモデルでもけっこう個体差があって、面白かった。

　今月末に発売される押尾コータローさんのギター入門書「押尾コータローのギターおしえタロー」にて、楽譜監修と付属CDの演奏を担当しました（対談もあり）。

　押尾さんのラジオ番組（押しても弾いても）の本を作るに当たって、押尾さん自身の演奏が使えないため、手伝ってもらえないか…というお話を出版社の方にいただいたのが、6月半ば。以降7月21日に初打ち合わせし、以降8月末までラジオ音源からの楽譜おこしやらCD用の演奏録音やら。8月25日に音源を納品、8月27日に楽譜のデータなどを納品。ちなみに8月20日の対談は、この本のためのものでした。