楽譜（五線譜+TAB譜）の内容自体は、旧版と同じです。ですが、今回はタイトルにもある通り、譜面を大きく作り直しています。

TAB譜の数字で比較すると、1.98倍（約2倍）のサイズアップとなっています。このため、旧版では1曲1ページでしたが、新版では1曲2ページあるいは4ページに拡張されています（すべての曲を2ページに収めるのは無理でした…そのため、譜めくりが発生してしまいます。すみません…）。

楽譜の書式としては、旧版『ソロ・ギターのための練習曲集』とほぼ同じ。少しでもTAB譜の数字を大きくできるよう、数字が縦に並んだところでは少し横にずらす書式を採用しています。また、これは最近の『ソロ・ギターのしらべ』でも行っていますが、TABの数字などが見やすくなるように、五線とTAB線を灰色で印刷してあります。

旧版『ソロ・ギターのための練習曲集』は1ページ3段組でしたが、この楽譜は1ページ5段。結果として、かなり窮屈に見えてしまうページもあります。もし今後『譜面の大きな～』が続くようなら（続けられるとよいのですが）、次作の楽譜はほんの少し小さくして余白を増やした方が見やすくなるのでは…と思ったり。