オリジナルはE♭メジャー・キーで、2004年発売の『ソロ・ギターのしらべ 法悦のスタンダード篇』ではCメジャー・キーでアレンジしていました(3フレットにカポを付けることにより、E♭メジャー・キーになります)。今回『カーペンターズ/ソロ・ギター・コレクションズ』では、最初Gメジャー・キー/1弦空け2カポ、でアレンジしていました。これは、[A]3~4小節目のメロディが1~2弦の開放で弾ける…などが理由です。ただ、オリジナルどおりの構成で、フルサイズでアレンジするとなると、後半の転調でその利点が生かせないため断念。結局、Dメジャー・キーでアレンジし、カポタストを1フレットに付けることでオリジナルと同じ音高にすることができました。
▲制作当時のコード・メモ。当初はGメジャー・キーでアレンジしていました。
▲ポール・ウィリアムスのアルバム・ヴァージョン。イントロのチェロが陰鬱な印象です。
▲こちらはカーペンターズのヴァージョン。
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