オリジナルはE♭メジャー・キーですが、Gメジャー・キーでアレンジしています。この音程ではカポを付けても元キーにしづらいですが(オリジナルに合わせるには8カポにしないといけません)、それでもGメジャー・キーにしているのは、弾きやすいから(開放弦が生かせる、メロディが高すぎず低すぎず、押弦しやすい、など)です。特にサビをストロークで弾きたかったので、開放弦を混ぜられるコードがここに来たほうが、音が途切れなくて済みます。
個人的に、曲の作者であるポール・ウィリアムスのヴァージョンで馴染んでいるカーペンターズ曲が多数あります。この曲もイントロ有りのほうがしっくり来るし、「愛は夢の中に」の[C]もポールのヴァージョンで聞き慣れていたので、メロディがだいぶ違うカーペンターズのヴァージョンには違和感があるのです。
というわけで、解説文にあるとおり、イントロとエンディングはポール・ウィリアムスのヴァージョンを入れ込んでいます。先に記した理由からGキーにしたのですが、その後でポール・ウィリアムスのイントロのフレーズが生かせることに気づきました(ポールのヴァージョンはCメジャー・キーで、12フレット・ハーモニクスを使ってこのフレーズを弾いています)。
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