作曲家/ソロ・アコースティック・ギタリスト、南澤大介のブログです。
| Admin | Write |
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
バーコード
カウンター
アクセス解析
プロフィール


南澤大介(みなみざわだいすけ):1966年12月3日生。プラネタリウム番組のサウンドトラック制作などを中心に活動中。CD付き楽譜集「ソロ・ギターのしらべ」シリーズ(2010年現在累計35万部)などの著作もあり。

webshopmail
eventtwitter
|YouTube (1)(2)(3)
twitter
アーカイブ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 ひきつづき「恥ずかしがり屋の僕はやぎ座。」の作業。アコースティック・ピアノ(愛用のSynthogy社Ivory)を加えた後、エレキギターの録音。サウンドトラックの制作作業の場合、特にバッキングのエレキギターなどはほとんど打ち込み(MIDI)で済ませている。これはフレーズを端正にできるのと、テンポや構成の変更に簡単に対応できるからで、たいていMOTU MackFive1プリセットの、軽いエレキをエディットしたもの…意図しない音色変化を減らすため、スプリット・ポイント(すなわち使う波形)を減らして、エフェクトをオフにしたもの…か、ULTIMATE SOUND BANK社のPlugsound 2やSONIC REALITY社のAmerican HeartlandやVintage TimetravelerをMachFive1でドライブしたものを使うことが多い。それに、後からNATIVE INSTRUMENTS社のソフトウェア・エフェクターGuitar Rig 2を掛けるのである。

 とはいえ、今回のように逆に多少荒くても「手弾き感」が欲しい場合は、やっぱり本物のエレキを生で弾くほうが楽だったりするので、とっとこ録音。フレーズや弾き方を考えながら何度も録音していき、最終的に良きところを繋いでいくのだが、作りながら弾いていくため、最初の頃に録音したものは(イメージが変わってしまうため)たいてい使えないのである。今回だと、フレーズの弾きやすさの問題から6弦をF#にして何テイクか録音するも、結局使わず(とほほ)。まぁ、1発でOKテイクが録れればいいのだが、そんな腕は無い。

 バッキングを録り終えた後、一カ所だけ作ったギター・ソロ部分を録音。これはあとで逆回転にするので、録っては逆回転にして聴き、フレーズを直してはまた録り…という作業。そんな手間もまた楽しからずや、なのである。
PR
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[104] [107] [103] [102] [100] [101] [99] [96] [98] [95] [97]
忍者ブログ [PR]