作曲家/ソロ・アコースティック・ギタリスト、南澤大介のブログです。
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プロフィール


南澤大介(みなみざわだいすけ):1966年12月3日生。プラネタリウム番組のサウンドトラック制作などを中心に活動中。CD付き楽譜集「ソロ・ギターのしらべ」シリーズ(2010年現在累計35万部)などの著作もあり。

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 世間は台風だが、今日も今日とてパン・スクール・オブ・ミュージックにてレッスン。いつも利用している小田急の特急が運休のため、30分くらい早い電車に乗るも、強風による徐行運転などのため30分以上遅く学校に到着。1コマ目の生徒のFくんは御殿場から(!)なのだが、定刻にしっかり来ていた。遅くなってごめんよー。

 結局、台風やら胃炎やらで3人ほどお休み。でも一番遠くの富山から来ているHさんは時間前にきちんといらしていた(日本海側はそれほど強風の影響は無かったらしい)。

 帰りは復旧したロマンスカーで帰宅。車内で泥のように眠る。帰宅後はちょっとゆったり…するわけもなく、押尾さんの楽譜制作作業(あら、デジャヴ)。
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トテ

 空中浮遊はしていませんが、なんとも不思議な姿勢。目もウツロ。
トテ

 寝ている犬に落書き三昧(ウソ)。
 「Rushin'」終了。これで14曲中、半分の7曲が終了したことになる。

 日中、来週のライヴの打ち合わせで千葉アコギインスト倶楽部Yさんが来訪。その時に楽譜制作作業の話もしたりしたのだが、(私が)採譜だけをやっていて、後の作業は出版社が行っていると思われていたようで、(そうではなかったので)びっくりした…とのことだったので、ブログにもう一度作業手順を書いておく(以前の日記はこちらこちらなど)。

 まず耳コピして、手書きの楽譜を作る「採譜」。曲調にもよるが、3時間〜1日強。手書きの楽譜は、自分でその先の作業も行っているため、きっちり書く部分もあればメモ書き程度の部分もあり。

 次に楽譜作成ソフトとillustratorを使っての「浄書」。本の版下原稿に使う、綺麗に清書したものを作る作業。専門の業者に任せるのが普通だが、自分でやる方が間違いが少ないし、細かいところまで恣意的にコントロールできるので、私は2003年あたりから浄書まで含めて作業している。押尾さんの楽譜の場合は、楽譜の浄書が終わったらダイアグラム譜の制作(こちらも版下データまで作成)。曲調にもよるが、この作業に1日半〜3日。

 最後に、細かい部分をチェックしながら「解説」を書く。だいたい2000〜4000字くらい。これには半日もかからず(数時間程度)。

 特に問題ない限りはこれで1曲分の楽譜の「制作作業」が終わる。全曲分の終了後(或いはこちらの作業と平行して)、出版社であるドレミさん側で割付やら校正やらが進められ、こっちでもその修正や校正を行う。これがだいたい1ヶ月くらいかかる作業。それから印刷(1ヶ月弱くらい?ケースバイケース)→完成、そして店頭へ…という流れ。

 ちなみに下の写真は終わったばかりの「Rushin'」の一部で、メモ書き程度の部分の手書き楽譜はこんな感じ(音符すら無い)。右に写っているのはロケート用のテンキー。普段使っているキーボードもテンキー付きフル・キーボードだが、楽譜を書きながらロケートする関係上、こいつが結構役に立つのである。

押尾さん楽譜制作


トテ

 白目向いて寝てます。そして身体は仰向けなのです。

トテ

 ちなみに手は突っ張らかってます。
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