先日十ウン年ぶりに、作曲家の
日向敏文さんからギター演奏のお仕事依頼を受け、夜に日向さんの自宅スタジオまで伺う。「愛という名のもとに」や「ひとつ屋根の下」の頃は何度も伺った場所なのだが、駅から違う改札に出てしまい、まるで逆方向に(とほほ)。
そのお仕事とは、7月スタートのフジ月9ドラマ
「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」のサウンドトラック。日向さんほか何人かの作曲家さんで分担して音楽を担当しているとのこと。この日はアンサンブルもの4曲のアコースティック・ギター(ストロークやらアルペジオやら)を録音。相変わらず(自分の)リズムが甘くてイヤになるが、日向さんに“昔より良くなったよ”とおっしゃっていただく(笑)…ありがたいのである。
終電までに予定の全曲を録りきれなかったので、水曜日にもう一度伺うことに。
ちなみに使用機材。ギターはモーリスS121-sp南澤カスタム(いつもの愛機)。弦は
Wyres ピエール・ベンスーザン・シグネチャー(コーティング弦だがタッチは自然、滑りもgood。ゲージがこれまで使っていたものに近いので、試している最中なのです。なかなか良い感じ)。カポは
elliott push button capo(普通の形のカポ使用は、すっかりこれに落ち着きました。高音が伸びる気がする)。チューナーは
BOSS TU-12(学生時代からの愛用品(の二代目)。外の仕事では自宅録音で使っているPetersonだとシビアすぎるので)。
写真は、日向さんと。相変わらず年齢不詳で、飄々とされているのである。後ろは、「異国の女たち」や「サラの犯罪」など、数々の名曲を生んだスタインウェイ。
ちなみに体調は相変わらず悪く、レコーディング中もマスク着用。スタジオでは気が張っていたせいか元気だったが、帰りの終電直前電車ではグッタリ(笑)。
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