Amキーにしたのは、オリジナルがそうである…ということもありますが、頻出するAmのルートであるA音を開放で弾くため。こうすると、イントロのグリス時でも鳴らしたままにできるので(押弦した部分が移動しても、ベース音は開放なので途切れない)。
また、オリジナルもイントロやリフがギターのフレーズを軸にしているので、場合によりますがオリジナル・キーであれば少なくとも「そのまま」で弾けます(フレーズによっては、移調すると上手く弾けない場合があります)。ただし、メロディに対して伴奏を楽に追加できるかどうか(すなわち、演奏しやすい形で
ソロ・ギター・アレンジできるかどうか)は、また別問題なので、注意は必要です。
ドロップDチューニングということに関しては、この曲の場合[Intro.]や[Inter.]の6弦ハンマリング以外、[B]のGmaj7でしか6弦は出て来ませんので、ノーマル・チューニングでも十分アレンジ可能です。私は普段からドロップDを愛用しているため、この曲もドロップDでアレンジしましたが、Gmaj7さえ押さえられれば、Am時に6弦開放(E音)が鳴ってしまっても音楽的に違和感がないという意味で、ノーマル・チューニングのほうが良い、と言えるでしょう。
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