というわけで一旦断念したGメジャー・キーですが、2003年3月に行った枚方でのライヴの途中休憩中に、改めてなんとなく試しているうちに「できそうだな…」ということでアレンジを進めることにしました(この日のライヴ後半で実験的に弾いてみたものの、さすがにスムーズではありませんでした…あたりまえじゃ)。後の2008年、CD
『Covers vol.1』にも、このGメジャー・キーでのアレンジで収録してします。
一方、曲の“スタイル(伴奏の方向性)”はアルペジオ系にしました。ピアノによる元曲のような伴奏の形は、そのままギターに置き換えても、ここにメロディを加えなければならないソロ・ギター・スタイルでは弾きづらい(と私は思っている)ので、1音ずつのアルペジオに変えています。
[B]3~4小節目、Dでのメロディのハモりは、オリジナルには無い部分です。なんでこうアレンジしたかはよく憶えていませんが、ドロップDチューニングによりDのベース音が開放弦で弾けるため、ベース音以外の部分…すなわちメロディは、ハモりながら動けるなぁ…と思ったんだったか。いずれにせよ、[B]最後「you~」は単音のメロディのみになるので、その対比という意味もあって、ハモらせています。
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