今回の仕事から使い始めたソフト音源、Mark of the UnicornのMachFive2。起動や、音色のブラウジング・切り替えがちょっと重くなった(気がする)ものの、おおむね満足。MachFiveはかなり使い込んだので、やっぱり慣れているというのが大きい。PlugSound ProやUSB社の音も読めるので(MachFive2に付いてきた音色と結構重複しているが)、PlugSoundを立ち上げることが無くなりそう。
ただ、ver 2.0.2にアップデートしたところ、現状いくつかの不具合があり(2.0.1の時からのものかどうか…は不明)。
●不具合その1:下の画像の上左:音色ブラウザ上でMotu Symphonic Instruments のMSI.datをダブルクリックしても、イメージとして展開しない(=使えない)。旧PlugSoundのdatは展開できるし、MachFive1では読める(もちろんMSIを立ちあげても普通に使える)ので、datの破損ではないはず。ヴァージョンのマッチングか。
●不具合その2:付属DVDの音色(MachFive2DVD-※※※※.ufs)から音色を読み込み、波形レベルでエディットして、別の音色に切り替えようとしたところ、波形を保存しますか?のアラートが出て、よく考えずに「保存」。すると、音色は切り替わったが、後で最初のエディットした音を再度読み込もうとしたときに「Invailed Program」と出る。よく考えたら、音色は.ufsという1つのパッケージにされているので、いったいどこに保存したことになっているのか…謎。
音色エディット後でかつ保存する前のDPデータに戻り、MachFive1で使っていた音色フォルダに波形ごと別保存して、とりあえず回避。
ちなみに、ProgramをSave Preset and samplesで保存する時に、Set current pathでMachFive1時に使っていたsamplesフォルダーを指定し、その後Programの保存先(Presetsなど)をFILE : 欄に指定すると、波形データはSamplesフォルダに、音色データ(.M5p)はProgramフォルダにきちんと保存できた。
●不具合その3/下の画像の下右:以前MachFive1で自作した音色が、読み込みの際に波形データが完全に読まれない(画像ではC1:赤い四角で囲われた部分)。これが、読み込みの度にランダムで違う音色にリンク外れ的な不具合が起きる。波形データは揃ってるし、なにより今ダメだった波形が次はOK…とかなってるので、波形側の問題ではなさそう。波形データが.Lと.Rに分かれたSD2フォーマットなのが原因かも。…と思ったら、何度か検証するうちそれだけではなかったことが判明。
とりあえずこの不具合はこのProgramのみ発生しているので、読み込んでから全部あるいは使う音だけ別保存するか、似た音色で代わりのProgramを探すか、MachFive1を立ち上げるか、使わないか…の四択。
●不具合その4/パンのcc=10で64を送ると、センターではなく「右0.79」になる。63だと「左0.79」。ちなみに、左右に振り切った状態で100なので、1/100以下のズレではあるが…なんか気になる。
そういえば、MIDIトラックのオートメーションをプレイ(オン)にしてなくても、ccが送られてた。
他にもccの不具合があった(気がした)が、今試したら再現しなかったので、後日再検証。
環境:PowerMac G5 2.5dual/Ram=4G/OS=10.4.8/Digital Performer 5.11/MachFive2 2.02/私の環境以外で不具合が再現するかどうかは、当然不明。(080130加筆)
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