引き続き「Hangover」。採譜は昨日1日で終わり、今日はデータ入力。問題に気づいて部分的にリテイクしたり。小節の配置が難しい。リピートでまとめて2x、3xなどと付けるか、ヒラいて個別に記述するか…とか。
制作上の一番のポイント…というか注意が必要な点は、意図や方向性がブレないようにすることである。たとえて言うと、小説の一人称で「私」や「俺」が混在しないようにする…みたいなものだろうか(違うか?)。例えば音符の棒や旗の方向。拙作「ソロ・ギターのしらべ」では、基本的にメロディは上向き、伴奏は下向きとしている。ただ、この書き方は必ずしも一般的では無いので、押尾さんの楽譜を作る時は意図的に違う切り方(たとえばベース音を下、その他を上…とか)をしているのだが、下書きの時点ではついクセでメロ/伴奏、のように切り分けてしまうことも(これは浄書の時にちょっと面倒)。
いずれにせよ、「(意図しない)別の意味」が生じてしまうような、誤解を招きかねない複数の語法の混在は、避けるべきであるというのが持論。持論と言ったらジロン・アモス。
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