川畑トモアキくんと
ぷう吉くん。二人とも、
大阪で行っているレッスンに以前来てくれていた教え子である。その二人が(たまたま同時期に)CDをリリースした。
川畑くんはフィンガーピッキングコンテスト2010にて最優秀賞ほか4冠を獲得している。ファースト・アルバム『Bouquet of Blessings』は、いつもの彼らしい端正かつ精密な演奏。レッスン時に聴かせてくれた曲も何曲か、さらに洗練されて収録されていた。カバー曲の「ムーン・リバー」(トレモロを生かしたアレンジが圧巻)、「想い出がいっぱい」をはじめ、オリジナルもメロディアスでポップ。流れるようなアルペジオは、彼の真骨頂だろう。
ぷう吉くんは同じくフィンガーピッキングコンテスト2008にて優秀賞ほか2冠を獲得。このファースト・アルバム『ギターガールの冒険』は、落語家をめざしていたという彼の遊び心がアルバムタイトルやパッケージに溢れている。レッスンではアグレッシブでアヴァンギャルド?な印象が強かったが、「カロ」や「八木恋」などのリリカルな曲も多く、ちょっとウィリアム・アッカーマンを思い出してしまった。
せっかくなので、私の
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