作曲家/ソロ・アコースティック・ギタリスト、南澤大介のブログです。
| Admin | Write |
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
バーコード
カウンター
アクセス解析
プロフィール


南澤大介(みなみざわだいすけ):1966年12月3日生。プラネタリウム番組のサウンドトラック制作などを中心に活動中。CD付き楽譜集「ソロ・ギターのしらべ」シリーズ(2010年現在累計35万部)などの著作もあり。

webshopmail
eventtwitter
|YouTube (1)(2)(3)
twitter
アーカイブ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 仙台長町モール店さんギターセミナーでの質問コーナーにて、時間の都合で解答しきれなかった分をここでお答えします(質問の文章は、簡略化してある場合があります)。駆け足気味のご返答ですが、ご容赦下さい。さらに深くお尋ねになりたい事がありましたら、掲示板に書き込んで下さいませ。



【Q】 弾くときに、爪と弦がこすれる音が激しく鳴ってしまうのですが、改善策を教えて下さい(Mさん・20歳)

【A】 弦に対して爪がやや並行に当たっているせいではないかと思います(巻き弦の溝部分と爪がこすれているのではないかと)。垂直に当たればこの音は出ないので、右手そのものの角度か、あるいは指を動かす角度を工夫して、できるだけ垂直に当てるようにしてみてはいかがでしょうか。…とはいえ、私自身もその音がちょっと大きくて気になっていますが、角度を変えるのは難しいため、対処できていません…。あとは、コーティング弦やフラットワウンド弦を使うと、多少軽減されるかもしれません。


【Q】 トレモロの入った曲はどうすればマスターできますか(Sさん・48歳)

【A】 セミナーでもお話ししましたが、テンポを落として練習してみましょう。録音・録画も有効です。それによって問題点が絞り込めれば、そこを重点的に強化すればよいかと。


【Q】 指が太いせいかコードを押さえるのが大変です(Yさん・38歳)

【A】 普通のフォーク・ギターではなく、指板の広いフィンガーピッキング用ギターを使ってみてはいかがでしょうか。あるいは、音色は変わりますがクラシック・ギターやエレガットならばもっと指板が広いので、押さえやすいかも知れません。


【Q】 練習をマメにしたほうが上達するのでしょうか(Yさん・38歳)

【A】 気分が乗らないときは、無理に練習する必要は無いと思いますよ? 楽しみながら練習する方が良いと思います。


【Q】 自分で覚えたのが4フィンガーなので、3フィンガーはうまく弾けません。矯正する必要はあるでしょうか(Oさん・56歳)

【A】 特に無いと思います。たとえば私は消音の都合から4フィンガーですので、3フィンガーで弾くことはありません。フレーズとしてのスリー・フィンガー(つんつくつかつく〜)も、4本の指で弾いています(拙作「はじめてのソロ・ギター入門」でも少し触れています)。


【Q】 ピックを使用してフィンガーピッキングのように弾けるようになるための練習方法は?(Oさん・56歳)

【A】 私自身がそういう弾き方をしないのではっきり言えませんが、マトメでお話しした「ゆっくり弾く」「録画してみる」で、問題点をご自身で整理してみるとよいかと思います。


【Q】 独学の場合の注意点やポイント、一日の練習時間や時間帯(Sさん・33歳)

【A】 注意点やポイントは特にありません(私も独学です)。自分なりの、問題の整理方法がしっかりしていれば良いかと。でも気になるようなら、誰かに習ってみても良いと思います。練習時間も、好きなだけ。ただ弾くのではなく、問題意識を持って練習すれば、時間を掛けただけ上達すると思います。時間帯は、人それぞれかと。ただし環境の問題を考慮しないなら、自分が一番集中できる時が良いと思いますが。


【Q】 良い音を出すための左手の押さえ方のこつ、練習法。バレーコードやとなりの弦に指がかからないようにする押さえ方(Oさん・48歳)

【A】 まず、ご自分が“良くない音”だと感じる音は、どういう時に鳴るのか…をはっきりさせてみましょう。たとえば、左手がしっかり押さえられていない時に出る音がそう感じるのであれば、しっかり押さえるように意識して練習すると良いかと。一般的に言えば、指を立てるようにして必要な部分だけに触れるようにすると良いでしょう。
セーハは、指の正面ではなく少し側面寄りで押さえるとよいでしょう。また、たとえばFなら、他の指が押さえている3〜5弦は、セーハでしっかり押さえる必要は無いので、1、2、6弦をしっかり押さえるという点に絞って左手のポジショニングを決めていけばよいかと。


【Q】 ベース音とメロディは別々に練習する方が良いのか(Oさん・48歳)

【A】 たいていの場合、そんなことは無いです。同時に練習し、運指を身体が覚えたら、その後で強弱をつけていくようにすればよいでしょう。

【Q】 メロディが美しく響くために心がけていることがあれば教えて下さい(Nさん・42歳)

【A】 メロディ・ラインを意識して、歌うように。伴奏との音量バランス(伴奏を弱く)…でしょうか(これ、お答えしましたっけ?)。

【Q】 ギター以外に好きなものを教えて下さい(Nさん・42歳)

【A】 今は、TVゲーム、サッカーTV観戦、犬、広い田んぼを眺めること…でしょうか。

【Q】 ハンマリング、プリング、ハーモニクスなどがうまくできないのですが、早く上達するような練習法はありますか(Sさん・33歳)

【A】 “早く上達”とすると、誰かに教わるのが一番早いかも知れません。セミナーでお話ししたように、自分の演奏のどこにポイントがあるか…が解れば、あとは肉体的に対処するだけですが、それを素早く見つけるのは意外と難しいこともありますので。人に教われば、そういったポイントが見つかりやすくなります。

【Q】 楽譜を練習する以外に、音楽理論について勉強したいのですが、どういうものから手を付けていけばよいでしょうか?(Sさん・33歳)

【A】 理論を学ぶことで“何をしたいか”、が重要な気がしますので、何をしたいかを整理してみると良いかと。現時点でどういうことまでご存じか…によっても変わってきますが、理論に関する私のお薦めの本を「はじめてのソロ・ギター入門」94ページに掲載してありますので、よかったら見てみて下さい。
PR
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[1265] [1317] [1264] [1263] [1262] [1261] [1260] [1259] [1258] [1316] [1257]
忍者ブログ [PR]