サウンドハウスに注文していたPropellerhead社のReCycle2.1と、サンプリングCD「LA Drums Sessions 2」「brush artistry」(BigFishAudio社)が届く。サンプリングCDは、どちらもRex(.rx2)フォーマットをSpectrasonics社Stylus RMXで使うために購入。一旦ハードディスクにコピーし、使いやすいように整理(ソート、リネーム)してからコンバート(下図、上段が元データ、下段が整理後)。
ReCycleは、本来の使い方であるループをスライスする用途ではなく、単音の.rx2ファイルを書き出しStylus RMXに読ませて使うために購入。RexファイルのサンプリングCDはループ(フレーズ)を中心に収録してあるのだが(そもそもrexファイルがループのための形式と言えるし)、たいてい同梱されているWAVファイルにはワンショットのサンプルも収録されている。もちろん、これを別のサンプラーで再生すればいいのだが、ループといっしょにStylusのエフェクトを掛けたいことがたびたびあったので、できるなら全部Stylusで動かしたいなぁ、と(新製品のOmnisphereにはこのあたりのエフェクトも入りそうなので、場合によっては無駄な努力になるかもしれないが)。
というわけで、ReCycleでワンショットのWAVを読んでは.rx2で書き出し、ある程度まとめてStylusにコンバート(下図)。これをGroove Menuにして使えば、鍵盤上にドラムキットが並ぶ、というわけだ。最初はサンプルをつなげて1つのオーディオファイルにして、ReCycleでスライスして…と考えていたが、コンバートの手間や境目をどうするかを考えると、この方法のほうが楽だった。
ほんとは「XX-Large rhythm box loop」や他のサンプリングCDもStylusで使いたいのでコンバートしたいのだが、量が多いのと、1つのデータに複数のループが入っているので、なかなか作業を自動化しにくいのである(簡便な方法が無いか、模索中)。
PR