作曲家/ソロ・アコースティック・ギタリスト、南澤大介のブログです。
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南澤大介(みなみざわだいすけ):1966年12月3日生。プラネタリウム番組のサウンドトラック制作などを中心に活動中。CD付き楽譜集「ソロ・ギターのしらべ」シリーズ(2010年現在累計35万部)などの著作もあり。

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 TVでのサッカー観戦は好きなのだが、Jリーグで特に贔屓のチームは無く(好きな選手は多いけど)、ワールドマッチや海外の日本人選手の試合しか見ていなかった私。それが、今年はJリーグの開幕戦をTVで見て(横浜Fマリノス-浦和レッズ、ジュビロ磐田-柏レイソル、東京ヴェルディ-川崎フロンターレ)、なんとなくサッカーTV観戦魂に火がついてしまったらしい私。
 明日は、昨年からJチームの全試合見てたACL。BS朝日とテレ朝チャンネルでガンバ大阪、鹿島アントラーズ戦をやるのだが、チューナーが1つしかないので、ガンバ→アントラーズの順で見る予定(ケーブルTV入っててよかった)。アントラーズはホームだし、前の試合やJの前節を見る限り比較的安心しているのだが、一方のガンバはパンパシでは勢いがあったのに…がんばれ!

 んで、明後日はナビスコカップ。暦とは無関係に暮らしているので、この日が祝日だとは知らなかった。このためにフジ721+739(有料チャンネル)に加入(笑)。川崎フロンターレ-ジェフ千葉、浦和レッズ-ヴィッセル神戸が生中継。神戸の大久保嘉人選手はかなり好きな選手の一人で、マジョルカでの試合はよく見て応援していた。…と思ったら、今回は代表合宿で不在(残念)。

 余談。まだ一度もその勇姿を見たことはないが、心の奥でヒソカに応援しているのが、母校である都立小川高校からJリーグ入り(ヴァンフォーレ甲府)した木村勝太選手。いつかどこかで見られる日が来ることを祈りつつ!
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 「信じられないものを目の当たりにしたようなショック」(メディア・インテグレーション記事文中より)…まさにそんな感じだったので思わず書いておく。

 メディア・インテグレーションのwebで、Celemony社のMelodyne新ヴァージョンのデモムービーが紹介されていた。これは15日までフランクフルトで開催されていた、音楽機材の見本市「musikmesse2008」でのデモの模様。Melodyneというのは、基本的には音の「音程」を変えるソフトである。私の使っているDigital Performerにも似た機能は有り、他のソフトでも同様の機能は多いのだが、いずれも単音にはある程度強いものの、和音は「単音が複数重なったもの」ではなく「ひつとの音のかたまり」として認識してしまうので上手く処理できず、ケロケロ(クチャクチャ)した音になってしまう。

 つまり(私の認識としては)、音を重ねるという行為は不可逆な変化で、混ぜた状態から元どおりに分離することはできないと思っていた。イメージとしては飲み物とおつまみの違いのようなものだろうか。たとえばジンとトニックを混ぜてジントニックを作ってしまったら、元のジン単体とトニック単体には戻せないが、柿ピーをめいっぱい混ぜても、(根性があれば)柿の種とピーナッツに分離できるでしょ? そういう感じ。

 もちろん、ある程度の音の分解は可能だし、カラオケじゃないCDをカラオケにする「ヴォーカル・キャンセル」機能なんかはそんな技術を使った好例だと思うが、それにしたって完璧にヴォーカルを消すことは不可能なのである。だから、TVドラマ「CSI」とか日本の刑事物とかで、クッキリと特定の音だけを取り出したりカットしたりするのは、ちょっと嘘くさいなぁ…と思ってた。できないのは、今の科学技術の限界だ、と。

 さて、話を戻して。このデモのすごいのは、和音をいとも簡単に単音に分解分析し、それぞれ別の音として音程を変えている点。特にムービー冒頭の、アコースティック・ギターのフレーズをリアルタイムに変更しているところは、まさに「信じられないものを目の当たりにしたようなショック」だった。

 加工した後のデータのクォリティがどのくらいなのかは解らないが、少なくともこのMelodyneを使えば、「和音を分析して構成音に分解することは(ある程度)可能」ということになる。で、何に便利かというと、既成曲の採譜にかなり有効なのではないだろうか。今のMelodyneにもオーディオをMIDIデータに変換する機能はあるので、それを介して、「音程を変える」という本来の用途ではなく、「楽譜に書き出す」ことに使えるかもしれない。そしたら、採譜関係の仕事の作業時間が短縮できるかも…などと夢想したりしてみる。

 ちなみに、現行のMelodyneでアコギのストロークを変換したデモがCelemony社のサイトにあった。これを聴くと、アンサンブル中での使用は十分実用的な印象。ピアノやバンド演奏など他の参考データもそこにあるので、興味がある方は参考まで(これらは現行のMelodyneを使ったもので、和音をバラバラにしてのデモではなく丸ごと音程やテンポを変えたものなので、ご注意を)。

 新Melodyneの機能紹介ムービーも公開されていた。こちらでは、アコギのコードストロークを分解分析し、音程を変えたり単音を取り出したりしていた。すげー(他にもけっこうアコギが使われているので、参考にしやすい)。

 というわけで、科学の進歩を実感した一日なのであった(ちなみに新Melodyneは秋頃発売らしい)。
 午前中、ツマの目医者につきあって横浜へ。診察の間、私はいろいろ買い物。マウスパッドの下にひく滑り止めとか、Propellerhead社のRecycle!もついでに探すが、Reasonとセットになったものしか売られておらず、結局後日ネットで買うことに。懐中時計も同様に、後日ネットで買うことに。

 んで下の写真は、ハンズに寄った時に目が合ってしまったリサ&ガスパールのバッグ。ツマの好みなのだが私も嫌いではないので(とイイワケしておこう)、ついつい買ってしまうのである。そうして家にはこんなものやらぬいぐるみやらが増えていく。

 ちなみに、袋に入っているクマたちは別売り(前からうちに居たもの)。

リサガス袋
 耳周りがうっとうしくなってきたので、行きつけの床屋さんへ。
 綾辻行人さんから、新刊「深泥丘奇談」が届く。連作短編集で、帯によると「怪談絵巻」だそうな。同梱のチラシを読むと2月3日の「情熱大陸」で紹介されたらしく(見逃した!)、情熱大陸のサイトを見たらその日は私の大好きなデザイナー祖父江慎さんの回だった(つまり、この本の装丁が祖父江さんなのである)。よくよく本を見返してみると、いかにも祖父江さんらしくそこここに粋な仕掛け(遊び)が。さすがなのである(1枚目の写真は表紙のカバーを外したところで、2枚目はそのアップ)。

深泥丘奇談

深泥丘奇談

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